2022.04.20
「日帰り、1人でおでかけ関西」VOL.3 ~比叡山延暦寺~
皆様こんにちは。リージョナルキャリア大阪「小梅」こと梅原直哉です。
関西日帰り旅3週目となります。今週もお楽しみください。
さて、今回は、世界文化遺産である「比叡山」のご紹介となります。
昔から多くの修行僧が集まっていた事からパワースポットになっているエリアになります。
比叡山延暦寺という名称を聞いた事がある方も多いと思いますが、「延暦寺」というお堂があるわけではなく、比叡山全体の事を指す名称だそうです。
広さは甲子園球場500個分程の広さとなっており、「東塔」「西塔」「横川」という3エリアに分かれているのですが、今回は「東塔エリア」に訪れてみました。
■交通アクセスについて
住所:滋賀県大津市坂本本町4220
電車利用:所要時間約1時間30分、料金1860円(片道)
JR大阪駅→JR比叡山坂本駅→ケーブルカー(ケーブル坂本駅)
自動車利用:所要時間約1時間20分、料金3380円(片道、高速利用)
自動車で向かうと高速料金とは別に、比叡山ドライブハイウェイの通行料金が必要となります。
1人でおでかけする方は電車が断然お得ですね。
私はドライブハイウェイの通行料金が必要な事を知らずに自動車で行きました・・・(笑)
■東塔(とうどう)エリアについて
このエリアは延暦寺のはじまりとなったエリアで、中心となる構造物が集まるエリアとなっています。
主要な建物を写真と共にご紹介します。
阿弥陀堂:ご先祖が供養されているお堂です。撮影禁止で中は撮影できませんでしたが、聖徳太子の肖像画等が飾られていました。
大黒堂:日本の大黒天信仰発祥の地と言われているそうです。商売繁盛をお願いしました。
延暦寺の鐘:年末の「ゆく年くる年」で放映される鐘になります。50円で鐘をつく事ができます。
根本中堂:延暦寺最初の仏堂であり、国宝に指定されているそうです。
残念ながら現在は補修工事中で外観を見る事はできませんでした。
ちなみに約60年ぶりの工事だそうで、2026年に終了予定との事でした。
また、今回は入りませんでしたが、このエリアには「延暦寺会館」という宿泊施設があり、
精進料理を頂いたり、座禅や写経の体験もできるそうです。
今回初めて訪れてみましたが、普段味わう事のできない、何か神秘的な力のような物を感じる空気感で心が浄化されたように思います。
参拝を終え、次は昼食に向かいます。
■創業300年を超える名店「本家 鶴喜そば」
電車アクセスで記載した「JR比叡山坂本駅」から徒歩圏内にある老舗蕎麦屋さんです。
比叡山で断食の行をした修行僧達が、弱った胃を慣らす為にまずは蕎麦を・・・という事からこのお店が設立され、有名になったそうです。
公式HP:http://www.tsurukisoba.com/
私は野菜天ざるそば(税込1520円)を注文しました。
注文してから10分もかからない程で到着です。
麺は一般的な蕎麦の太さですが、ツヤ感があり非常に美味しそうです。
実際に食べてみると、細麺ながらしっかりとしたコシがあり、つけ出汁はしっかりと出汁の風味と醤油を感じるつゆです。
天ぷらもサクサクに揚げられており、個人的にはナスビの天ぷらが好みでした。
私は待ち時間なく入店する事ができましたが、土日になると1時間待ちになる事もあるそうなので、時間に余裕を持って訪れてくださいね。
以上、今回は比叡山エリアをご紹介させて頂きました!