こんにちは。リージョナルキャリア大阪のコンサルタント、梅原（父） です。

ここ関西でも各地で梅が満開になったという便りが届くようになりました。苗字に「梅」が入っている私としては、何となく嬉しいものです（笑）。

さて今回は「スカウト型転職サイト」の活用ノウハウについてお伝えしたいと思います。

スカウトレジュメ作成のポイント

スカウト型転職サイトの代表格は「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」「doda」などですね。私たちはこれらのスカウトサイトと契約をしており、「ヘッドハンター」として、日々、登録者の皆さんのレジュメを拝見しています。

※大前提として、お名前や詳しい住所、連絡先などの個人情報を除く部分のみ拝見しています。

そこで今回は、スカウトサイトに登録する際のレジュメの書き方について、少しアドバイスをさせていただきます。

①学歴は学部学科まで記載する

上記が、もし「関西大学」しか記載しなかった場合、理系を求めている企業からのオファーは半減します。

また、まれに「機械工学」→「機会工学」のようにタイプミスをしているケースも見られます。誤字脱字は印象が良くありませんので、気を付けたいですね。

②職務の経歴は箇条書きで

多くのヘッドハンターは、お一人お一人のレジュメを「数秒から1分程度」で目を通していきます。

その際、長い文章が段落も無く、区切りも少ない文面で書かれていると、しっかりと読むことができません。また、「文章を構成する力が弱い」という判断をされる可能性もあります。

職務経歴書の場合はある程度の文量があっても構いませんが、スカウトサイトのレジュメの場合は、「箇条書き」で「端的に分かりやすく」をより意識すると良いでしょう。

このように箇条書きになっていれば、経験を端的に理解できるため、ヘッドハンターが見て分かりやすいため、経験に近い、または経験を活かすことができる求人のオファーが多くなると思います。

③資格や語学、活かせる経験をしっかりと

特定の資格や語学力を検索しているヘッドハンターもいますので、資格や語学は積極的に記載しましょう。

また「活かせる経験」に何を書いたらよいかと迷われる方もいると思いますが、例えばメンバー指導経験、プロジェクト推進、新卒採用のリクルーター、QC活動など、直接の職務とは関係のない経験も書いていると分かりやすいです。

この場合、実際の職務外の経験からもヘッドハンターはスカウトイメージが湧き、合致する求人の送信が多くなると思います。

④希望年収

例えば、キャリアチェンジを希望している方で、現在の年収が「500万円以下」、希望年収を「800万円以上」とされている場合、その方へのオファー送信は大変迷います。

ヘッドハンターや人事担当者からすると、「未経験の仕事に挑戦するのに、現在よりも高い年収を希望しているのか」と見えるためです。

もし仮に、「入社してすぐに800万円というわけではなく、将来的にそれくらいは欲しい」という思いで記載していたとしても、誤解が生じやすい項目のため、希望年収は慎重に記載することをオススメします。

一方、同業界・同職種への転職を希望されている方であれば、現年収より高い希望年収を記載されていても、ヘッドハンターや人事担当者は、「今の会社では年収が不満で、もっと上げていきたいんだな」といった想像ができるため、前向きに捉えられる場合が多いでしょう。

いかがでしょうか？スカウトサイトの登録時は、一つずつ記述していくのが面倒だったりするかもしれませんが、しっかりと作成されたレジュメは「自分に合ったスカウトへの近道」となります。

すでに登録されている方も、この機会に見直しをされてみてはいかがでしょうか。

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