2022.01.25
コロナ禍の転職活動
こんにちは。リージョナルキャリア大阪「小梅」こと梅原直哉です。
私個人としては2022年初投稿になります。
少しでも皆様のお役に立てるような情報を発信していきますので、今年もよろしくお願い致します。
早速ですが、昨日の日経新聞朝刊を見ていると、「転職希望者、コロナ禍で過去最高」という記事が掲載されていました。
私自身も、特に昨年の一年間は、これまで全く転職を考えていなかった方からのご相談も増えたと感じています。
そこで、今回はコロナ禍の転職活動について、この2年間で私が感じた事を書かせて頂こうと思います。
■どんな方からの相談が増えたのか?
コロナ以前に比べると、「ぼんやりと転職を考え始めた」「すぐの転職ではないが、情報収集はしておきたい」という相談が圧倒的に増えたと感じています。
このような相談で来られる方の多くは、「在宅時間が増え、自身のキャリアや就業環境を見つめなおした」と仰られます。
リモートワークの普及や外出制限で時間にゆとりが生まれた結果、ゆっくりと振り返る時間が出来た事が大きな要因と考えます。
その他、在宅勤務をきっかけに、家族との時間を増やしたいという思いになり、単身赴任の解消やワークライフバランスの改善を目的に転職を検討されている方も増えた印象です。
コロナ禍で一変した生活様式が、転職市場にも影響を及ぼしている事が見て取れると思います。
■コロナ禍での転職活動 メリット
一番大きなメリットは、スムーズな転職活動が可能になった事だと思います。
私達は関西へのUIターンを希望されている方の転職支援を行う事が多いのですが、
コロナ以前は面接の為に休暇を取り、往復の交通費をかけて関西で面接を受けるというのが一般的でした。
ところが、対面での面接が難しくなった事もありWEB面接を導入する企業が急速に増えました。
面接を受けやすくなった事により、特に遠隔地への転職を希望されている方の転職活動は圧倒的にスムーズになりました。
また、企業分析や面接対策にかける時間を取りやすくなった事もメリットです。
在宅勤務や外出制限により時間に余裕を作る事ができますので、
コロナ以前は多忙で転職活動できなかった方も転職活動に専念する事が出来ます。
■コロナ禍での転職活動 デメリット
入社後のミスマッチが起きてしまう可能性が高くなった事が大きなデメリットだと考えます。
先程はWEB面接が導入されたことによるメリットを記載させて頂きましたが、WEB面接で選考が完結する事によって会社の雰囲気を感じずらくなりました。
仕事内容やスキル面でのミスマッチはWEB面接でも防げますが、会社の雰囲気や働いている方との相性等は分からない事が多いです。
これにより、「面接でイメージしていた企業風土と違った」「面接官の印象と現場社員の方の印象が全く異なっていた」という事が増えてきていると感じています。
企業の事をよく知っている担当エージェントの方に実情を聞いてみたり、現場の方との面談を実施頂く事によりミスマッチを防いで頂きたいと思います。
もう1点のデメリットは「未経験歓迎・ポテンシャル採用」の案件が少なくなった&採用ハードルが高くなった事だと思います。
コロナ禍で先行きが見通せない状況が続く中、企業は即戦力の人材を求める傾向が強くなっています。
以上、メリットとデメリットを記載させて頂きましたが、皆様それぞれが置かれている状況によって動き方は全く変わってきます。
私達は状況を詳しくお伺いした上で、より良い転職活動ができるようサポートをしております。
1人で考えるだけでは見えてこない事も多々あるかと思いますので、お悩みの方はまずはご相談頂ければ幸いです。
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