2021.04.26
異業種へ営業職で転職を考えている方の面接前振り返りのポイント
リージョナルキャリア大阪のキャリアコンサルタント梅原(父)です。
今日は異業種の営業を受験される方への面接前の振り返りのポイントを書きたいと思います。
なぜこのタイトルで書こうと思ったのか、それはここ最近ですが十分な実力を持っていながら
面接時にそれが発揮できずに不合格になってしまう方を何人かみてきたからです。
一般的に営業経験者の方は四半期目標や年間目標の達成率、MVPなどの受賞、代表的な仕事の成果を中心に振り返っておられる方が多いのですが、これらは最低限の事であり不十分と言えます。
転職希望先の面接官である人事担当者や営業マネージャーの知りたいところは
「今までの経験が活かせるか、高い成果が出せるか」です。再現性の確認とでも言いましょうか。
目標を連続達成していたとしても「その成果をなぜ出せたのか、どうやったのか」を語れなければ
偶然の産物・・目標設定の問題・・という風に誤解を招きます。
例えば会社が計画した目標に期初予測でどう考えても厳しい時には「達成するための作戦」「シナリオ」を立てたはずです。
またその作戦には会社の決めたKPIだけではなく自主的に決めたKPIもあったと思います。
高い成果を出しておられる方、目標を外さない方には必ず作戦やシナリオが隠れています。
行動量だけでカバーしてきた、とおっしゃる方もいるかもしれませんが、足繁く通うにしても手を変え品を変えて訪問したと思います。
その「手」であり「品」が作戦、シナリオなのです。
楽に達成できた期間よりも数字が厳しいところから巻き返して達成できた時の方がこの振り返りは適しているかもしれません。
是非どうやって数字形成をしてきたか、結果だけでなくプロセスを一緒に振り返り言語化してみて頂けますと幸いです。
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